フィリピン通信、はじめます

初めまして、enspace Cebuの山田です。

フィリピン、セブの魅力やビジネス情報、生活情報やディープな世界などをまとめたフィリピン通信をはじめます。

フィリピンは英語を公用語の一つとしているため、ほとんどの人材が英語を話すことができ、平均年齢約24歳、人口が1億2000万人程度で労働力も豊富です。さらに英語が使える若い人材を日本の1/7程度の賃金(最低賃金比較、業種によって変化あり)で採用することが可能です。これらに魅力を感じた日本企業や英語圏の企業が、近年多く進出しています。

まずは第一回ということで、フィリピン通信を読んでいただくにあたり、enspace Cebuではどのような事業を行っているのかについてご紹介いたします。

enspace Cebuの事業

enspace Cebuでは主に3つの事業を行っています。

  1. ビジネスサポート(進出支援)サービス

日本企業がフィリピンで事業を行うにあたって、法律や会計基準等の違いから、スムーズに会社設立、会計、法務等を実行することが難しい場合が多々あります。

そのような日本企業ならではの課題を解決するためのサービスがビジネスサポート(進出支援)サービスです。

「外資規制」という言葉を聞いたことはありますか?ご存じの通り、国内企業や雇用を守るため、外国企業による投資を制限する仕組みです。日本人・日本企業はフィリピンにおいては「外資」となるため、投資や所有、行える事業(業種)が細かく分類、制限されています。また、会計基準も日本とは異なるため、バックオフィスを全て自社で実施することはその後の法令遵守やコンプライアンス等の面で問題となりうる可能性があります。

一方で、細かい法律や規制を都度調べていると時間がいくらあっても足りないため、弊社では弁護士や会計士等の士業を束ねて、日本語で日本企業様の進出支援や会計、法律のサポートを行っています。

  1. オフィスサービス

会社登記や魅力的な職場環境、従業員のパフォーマンス向上には、オフィスが必要不可欠です。enspace Cebuでは日本企業をメインとしてワークスペース(シェアオフィス、コワーキングスペース)を提供しています。

オフィスを1から構えるとなると、最低でも数百万円の投資が不可欠となってしまいます。が、変化の激しい海外事業において初期コストを減らし、進出しやすい環境をシェアオフィスの形で提供することで、コスト(リスク)を抑えて進出することが可能になります。また、さまざまな業種業界の方が出入りするため、ビジネスに必要な人脈やコミュニティへの接触を増やすことが可能、スムーズな事業拡大を支援しています。

特にenspace Cebuではエンジニアコミュニティが盛んで、さまざまな専門性を持ったITエンジニアが定期的にイベントを開催、毎度数十名のフィリピン人ITエンジニアが集まる場所として認知が広がってきました。

ワークスペースだけでなく会議室やシアタールームも完備しており、商談や面接、会社説明会などさまざまな用途に使えるスペースも用意しています。

現在、セブ島ITパークに1店舗、ビジネスパークに1店舗(2024年4月プレオープン)を展開しており、セブの両経済特区に拠点を構えることができます。

  1. GEO(雇用代行)サービス

とはいえ、会社を設立するほどの規模は不要、不安が大きいと感じる方に向けて、GEO(雇用代行)サービスを提供しています。GEOはGlobal Employment Outsourcingの略で、アメリカを中心に近年人気上昇中の新たな進出形態です。

会社設立には、資本金などのコスト負担、従業員の雇用責任等のリスクを伴います。特に上場企業や上場を目指している企業にとっては海外法人の有無が課題となるケースがございます。

一方、「英語人材の活用を試してみたい」という日本企業には、GEOがおすすめです。日本企業の求める人材を一緒に面接や試験を通して発掘し、enspace Cebuにて採用、雇用契約を締結します。日本企業からはその人材に対して業務指示を行い、英語人材を活用するというものです。1名から採用することができリスクを抑えて英語人材と一緒に新たなビジネスの可能性を見つけることができます。さらに、会社を設立するということになった場合には、その人材を日本企業の社員として転籍することも可能です。

また、enspace Cebuのオフィスを活用することでenspace Cebuのスタッフと協力してウェットなコミュニケーションの構築や業務外課題の解決等をサポートすることも可能となります。

まとめ

以上、enspace Cebuの事業のご紹介でした。

今後はフィリピンに興味のある方に向けて、さまざまなお役立ち情報を発信していきますので、いいと思ったらぜひシェアをお願いします。

今後ともよろしくお願いいたします。

スタッフ山田

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